しゅおしゅおの喫茶養生記

大好きな中国茶や目下勉強中の中国語について。たまに中国のことも。

お茶の効能について考えてみる

健康維持のための、お茶の効能が注目されておりまして、確かにお茶が健康や美容に良いことは間違いないんですけれども、実際栄養があるのか?というと甚だ疑問であります。

私が好んで飲んでいる有機ルイボスティーなんか、「奇跡のお茶」なんて言われてますけれど、含有栄養素を見てみると、本当に微々たる量しか含まれていないわけです。
栄養をとるという観点では、野菜や肉やお魚なんかをまんべんなく食べるに越したことはないかと思います。

世の中には「飲むサラダ」と呼ばれるマテ茶だったり、日本の緑茶も昔から体に良いと言われていますが、そのどれもが真実で、そしてどれも大差ないのだと思います。

では、お茶の効能とは何か。
それは、単純にお茶の味と香りが素晴らしいので、心が満足する。
また、お茶を飲むという行為を、一人や何人かで行うことで、心が落ち着く。
1日のどこかで深呼吸するような時間を持てる、というところなのかな、と思います。

医学的根拠は全く無しで書きますが、リラックスしてストレスが軽減されると、臓器の働きも心なしか良くなるような気がします。


だから、お茶を選ぶ際に、自分の好みの味や香りというのは最優先すべきかも、と思うようになりました。
もちろんルイボスティーは味も美味しいので満足しているのですが。

お茶を飲むときには、なるべく美味しいお菓子を用意したり、美しい茶器で丁寧に淹れて、ゆったりした時間を過ごしたいものです。